活動内容
CIO賢人倶楽部 第20回本会開催報告
テーマ:日本マイクロソフト株式会社マイクロソフトテクノロジーセンター(MTC)訪問 「マイクロソフトにおけるワークスタイル改革」 マイクロソフト社のグローバル経営体制 ・世界190か国を13リージョン(地域・国)に分けて事業展 […]
更新: 2014年5月29日
日本マイクロソフト株式会社
マイクロソフトテクノロジーセンター(MTC)訪問
「マイクロソフトにおけるワークスタイル改革」
マイクロソフト社のグローバル経営体制
・世界190か国を13リージョン(地域・国)に分けて事業展開
・世界を3つのタイムゾーンに分けてその単位で事業・地域連携
・経営陣は多国籍構成(非米国人が半分以上)
・リージョンと事業(製品・サービス)のマトリックス組織
マイクロソフト社のオペレーション管理
・厳密なマネジメントのスケジュールとサイクル(Rhythm of Business)
・最短判断を可能とする世界共通のレポートフォーマット・テンプレート
・誰とでも即座にコミュニケーションできる環境 MS製品「Lync」を利用
・世界レベルの人材交流(異動)を支える統一された役職(ロール)・名称
日本マイクロソフトのワークスタイル改革
時期:品川オフィスへの移転に合わせて全社的改革を実施(2011年2月)
目的:コミュニケーション環境の劇的な改善
施策:フリーアドレス(一般社員の固定席廃止)の導入(座席数の大幅削減)
会議室を大幅増室、「会議室がないので意思決定が遅延する」言訳を根絶
LyncとBYODによるモバイル環境整備による在宅・社外勤務の容易化
効果:社員移動の削減による交通費の大幅な削減
座席数削減による光熱費・サーバーコストの削減
会議効率化と顧客対応時間の増加による売上及び案件数の増加
社員満足度(ワークライフバランス)の向上
東日本大震災時にほとんどの業務を在宅勤務で継続
以上。