活動内容
CIO賢人倶楽部 第22回本会開催報告
テーマ:レガシーマイグレーションを題材としたCEOとのコミュニケーション
更新: 2014年11月25日
講演と質疑
(1)「食品製造業のシステム再構築に見る人材育成」
- 業務及びシステム概要
- 地域に根差し、受注~配送を担う工場の集合体
- 工場業務:受発注・製造・仕訳/配送、請求
- 年365日毎日2便、注文から24時間以内の店舗出荷
- 計算センターの役割と人材育成
- 人員構成と役割:業務を止めないシステムの開発・運用
- 人材育成を目的とした基幹システム刷新「伊勢神宮式年遷宮」
- 人材ローテーションを意識したキャリアプラン
- 今後の人材育成の課題
- ノウハウの蓄積・浸透
(2)「クロスボーダーM&Aにおけるポストマージャーインテグレーション」
- クロスボーダーPMIの考え方
- 企業価値の創出機会・リスク
- クロスボーダー特有のバリア:多様性、複雑性、人材確保対応には経験値が必要
- 価値創造の流れ:DD前から始まっている
- 領域別ポイント
- 統合基本方針と取組み領域
- 事業シナジー・コストシナジーの定量化
- 正確な数値をタイムリー且つ効率的に把握する体制作り
- 業績指標管理体系の整備とプロセス構築
- 人事・コミュニケーション対応:企業文化への配慮必要
- 組織・ガバナンスの再構築:モニタリング体制、子会社ガバナンスの手法
- 内部統制・不正予防:内部統制対応の要件を適用
- システム移行・統合:中期的視点での計画立案
- PMOの役割:設置無くして成功無し
- クロスボーダーM&A成功のTIPS
(3)「メディアから見たトレンド」
- レガシーマイグレーション:2000年半ばまでに終了の認識
- メインフレームのトレンド
- メインフレームには一定のニーズ:メインフレームでしかできない事
- レガシーシステムのトレンド
- レガシーマイグレーション手法:リホスト、リライト、リビルド、ラッピング
- 今日のシステムに求められる要件
- システムアーキテクチャの検討
- 事業とシステムを両立するシステム像
- これからのシステム像
ディスカッション
① 公開セミナーについて
- CIO賢人倶楽部ならではの事例
- CEOに対しCIOは何の価値を提供するか
- CEOとの向き合い方についてパネル討論を企画
② CEOとのコミュニケーション
- CEOはIT知識についてもっと勉強すべき:グローバル競争に勝つために
- 提案次第でCEOへ順次メッセージを発信
- 安定稼働のIssue Make必要
以上